三回忌

猛ばーさんが死んでからもうすぐ2年が経ちます。
2004年10月20日に急逝してしまい、台風の中を職場・病院・実家を奔走しました。
20〜21日は徹夜をして家の中を片付け、22日は通夜、23日が葬式でした。
フラフラになりながら葬式を終え、ホッとしたところで夕飯の準備をしていたところ、ばーさんの置きみやげかと思われる地震が起こりました。
震源はうちの実家かと思うくらいの揺れでしたが、中越地方の地震でした。（うちは中越の隣の下越です）
忘れられない出来事のうちの一つになりました。

時の流れは早いものです。
もう三回忌です。
弟夫婦の出産予定日が、ばーさんの命日に近いため1ヶ月早く三回忌をすることになりました。
猛ばーさん故に親戚づきあいはほとんどなく、本当に身内だけの法事？です。
大人8名子ども2名だけ。
ばーさんが死んでから数日後に産まれた甥っ子は、私と息子が風邪気味のため連れてこれないとのことでした。
喘息持ちのため、風邪には要注意とのことで。

坊さんが実家に滞在していた時間は40分強という感じで、あっさり終わりました。
お膳なども用意しないため、居酒屋に予約を入れておき、そこでご馳走をいただきました。
普通は法事になるともっとお金が掛かるはずなんですが、私ら家族が用意したのは、坊さん用の志1，000円でした。
居酒屋代は、うちの両親持ちということで本当にご馳走になりました。

故人を偲びたくても文句ばかりしかでてきませんし、うちのダンナ・弟1の奥さん・弟2の奥さんは、ばーさんのことは知りません。
ばーさんは自分の生きたいように、やりたいようにしてきた人生でした。ある意味幸せだと思います。ストレスがないんですから。
でも私はまわりに迷惑をかけてまで、やりたいことをやれる根性はないし、自分の周りから人が遠ざかっていくのはイヤです。
ばーさんは良い反面教師です。

できれば自分が死んだときは、文句を言われないような人間になっていたいと思います。